プリズムバラスト・トーリックレンズの処方箋発行について
現在、国内で販売されている 2週間頻回交換トーリック・ソフトコンタクトレンズだけを比較してみても、レンズ中央厚によって算出された 酸素透過率(Dk/L値) には約 4倍の性能格差 があります。しかも、製造メーカー各社ブランド品の公開データはレンズ中央部のみであり、プリズムバラスト・デザインのタイプはレンズ下方がより厚くなりますので、酸素透過率は部分的に公開データより低下・悪化します。
エントリー「乱視用ソフトコンタクトレンズと角膜低酸素状態」
http://infohitomi.biz/archives/000050.html
乱視用ソフトコンタクトレンズレンズの装用中、眼表面の涙液交換が十分に確保され、特に、角膜下方が低酸素状態に陥っていないことを医療機関受診時にご確認下さい。
なお、当院では、プリズムバラスト・トーリックレンズの処方箋発行は自粛いたしておりますので、ご了承下さい。
Ping送信元: 石川県石川郡野々市町新庄5丁目 5-106
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