テレメンタリング Telementoring
メンター Mentor がメンティー Mentee (プロテジェ Protégé Protege ) の求めに応じて、必要な助言、支援、教育などを行うボランティア活動
参照ページ » http://www.nihon-mentor-kyoukai.org/mokuji.htm
は、今や国内においても、医療分野に拡大、応用されつつあります。
ITを使ったメンタリング Mentoring は、テレメンタリング Telementoring とよばれますが、遠隔医療 Telemedicine (メタボリック シンドロームなどの生活習慣病指導、メンタルヘルスケアなどを含む)での利用は、特に注目すべきことと思います。
以下に国内で先進的な活動を行っている 日本遠隔医療学会
JTTA » Japanese Telemedicine and Telecare Association
の学会誌等を (2006/6/7 学会会長 村瀬教授ご本人から許可いただきました ので) 引用いたします。
テレメンタリング研修会のお知らせや受講申し込みは
日本遠隔医療学会 ホームページ
» http://square.umin.ac.jp/jtta/
をご覧下さい。
日本遠隔医療学会雑誌 第2巻 第1号 平成18年4月
Japanese Journal of Telemedicine and Telecare Vol.2(1),58,2006
[2006/6/7現在、学会誌名は PubMed未収載です]
ITを活用した生活習慣病指導のためのテレメンタリング研修会報告
信州大学医学部附属病院医療情報部
村 瀬 澄 夫平成18年3月11日(土)、東京国際フォーラムにて、第一回のITを活用した生活習慣病指導のためのテレメンタリング研修会を開催しました。これは、昨年の平成17年8月20日(土)、東京国際フォーラムにて、50名を対象として試行的に開催したテレメンタリング研修会が好評を得たため、新たに、生活習慣病に的を絞って開催したものです。
テレメンタリングとは、メンタリング (相談・指導)を通信技術により非対面で行うカウンセリング技術です。生活習慣病対策など、ITを使ったテレケア・健康管理システムの普及が進んでいますが、コンピュータによる無機質な指示や評価だけでは、健康管理への動機付けを維持するのが困難です。しかしながら、人による対応でも、メールや電話、TV 電話による指導には、対面での指導と異なるコミュニケーション能力が必要です。健康管理へのITの活用を推進するには、ITを利用したコミュニケーション技法の研修が急務です。
そこで、ITの特性を理解しつつ、非対面での高いコミュニケーション (相談・指導)能力を有する人材を養成するため、日本遠隔医療学会では、今後もテレメンタリング研修会を継続的に開催します。
次回は、平成18年8月5日 (土)、聖路加看護大学での開催を予定しております。次回も多数の参加をお待ちしております。
Ping送信元: 石川県石川郡ののいち町新庄5丁目106
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