社会保障カード-電子レセプト閲覧-2011年度
総務省、厚労省、内閣官房などで以前、生涯電子健康記録(EHR)、健康ITカードとよばれていたICカードシステムは、「社会保障カード(仮称)」として2011年度中の導入を目指すと政府が正式に発表した。本カードに年金手帳・健康保険証などの情報も統合される。同年度から診療報酬明細書(レセプト)の請求がオンライン化されるため、国民は本カードを利用し電子レセプトを閲覧することも可能となる。
読売新聞
「社会保障カード」に年金手帳・保険証など統合へ・・・厚労省
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20071015i111.htm
社会保障カード 2011年度にも導入
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kyousei/security/20070807-OYT8T00170.htm
「電子私書箱(仮称)」の基本方針については、
平成19年8月24日設置された「暮らしの電子情報サービス推進室」
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/kanbou_it.html
から、まだ発表されていないが、
[追加情報 2007-12-02投稿]
電子私書箱(仮称)による社会保障サービス等のIT化に関する検討会
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/epo-box/dai1/1gijisidai.html
2007年(平成19年)10月29日(月)、第1回会合が行われました。
事務局は内閣官房情報通信技術(IT)担当室 暮らしの電子情報サービス推進室です。
電子私書箱
「国民が各個別のサービス供給者(政府、自治体、保険者、医療機関、その他)で持つ情報を容易に入手・閲覧し、国民側で自己の情報を一元的に統合・管理、自分の情報を適切に活用するための仕組み」と定義されました。
資料5:電子私書箱(仮称)の検討の背景
資料6:電子私書箱(仮称)の具体的イメージ(案)
のPDFファイルを先にご覧下さい(それぞれ 3MB、200KB程度)。
2007年(平成20年)3月中旬に予定されている第4回会合後、最終的な報告書をとりまとめるとのことです(必要に応じて関係者からのヒアリングも実施されるようです)。
第166回国会 2007年5月28日参議院決算委員会(締めくくり総括質疑)
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/166/0015/16605280015010c.html
西島英利参議院議員の質問に対して、国務大臣の答弁
[引用]
そういうようなことの中で、今現実に健康ITカード化というのも、どの内容を含むか、そこにICチップを含ませて医療情報を全部含ませて、そしていわゆる電子私書箱みたいなところで自分の情報を検索、把握できるというような一番の進んだ形もありますけれども、とてもまだそこまでは行けないということで、取りあえず健康保険証の代わりになるカードを作るというにとどまるところまで非常に段階はいろいろでございまして、今現在何か結論を持っているかというと、そういう段階には至っておらないわけでございます。
閣議後記者会見概要
http://www.mhlw.go.jp/kaiken/daijin/2007/06/k0615.html
(H19.06.15(金)09:10~09:22 参議院議員食堂)
同大臣による同内容の会見発表。
政府の発表を待ちたい。
Ping送信元: 石川県石川郡野々市町新庄5丁目106 やまむら眼科医院
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