迷惑・なりすましメール対策強化-SPFレコード
たとえば、Google社が提供するフリーのインターネット・メールサービス「Gmail」ではSPFレコードがない独自ドメインのメールアドレスを拒否することがあります。3年前にHotmailなどが始めたIPアドレスベースの送信ドメイン認証(Sender ID/SPF)を採用しているためですが、本年(2007年)11月1日からNTTドコモが"なりすましメール"対策として、この認証方式を正式に導入しました。
http://www.nttdocomo.co.jp/service/mail/imode_mail/sender_id/
Sender ID/SPFの送信側はSPF(Sender Policy Frameworks)レコードをDNSに公開するだけですので、DNS、ネームサーバの管理権限があれば簡単に対応できます。
管理権限がないドメインの場合(依頼メールサンプル):
Subject: 送信ドメイン認証(Sender ID/SPF)の対応について(依頼)
メール本文:
メールサーバ/DNS管理者様
・・・上略・・・
メールサーバによる「なりすましメール」対策が強化されています。
特に、送信ドメイン認証(Sender ID/SPF)は、数年前からフリーのインターネット・メールサービス「Hotmail」「Gmail」で行われており、すでに一部のプロバイダーや一般企業も採用していますが、2007/11/1からNTTドコモも正式に導入しましたので今後、DNS未設定による受信、送信エラー件数が急増すると考えられます。
送信ドメイン認証(Sender ID/SPF)について
http://www.nttdocomo.co.jp/service/mail/imode_mail/sender_id/
ドメイン"*******"は上記のIPアドレスベースの送信ドメイン認証に対応した SPFレコードの設定が行われていないようですので、ご検討くださいますようお願い申し上げます。
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[参照ページ] 他の携帯電話での提供開始時期:
au 携帯 2007年3月下旬
http://www.au.kddi.com/notice/manner/jyushin_policy/spf_record.html
ソフトバンク(ボーダフォン) 2006年3月29日
http://mb.softbank.jp/mb/information/details/060328.html
Ping送信元: 石川県石川郡野々市町新庄5丁目106 やまむら眼科医院
送信ドメイン認証 SPF – DNS TXTレコード v=spf1
IPアドレスベースの送信ドメイン認証の1つ SPF(Sender Policy
security-literacy
2007/11/05 at 22:15