2007年問題 – Legacy Migration / Legacy System – ORCA
COBOL(Common Business Language)やFORTRAN言語は今も企業などでメインフレームや多くのオフコン、コンピュータシステムに採用されており、企業の基幹システムに不可欠なコンピュータ言語である。
メインフレームを使ったシステムはレガシー(時代遅れの)システムであり、オープンシステム、UNIX、Windowsなどのプラットフォームを導入したり、移植する(レガシーマイグレーション legacies Migration)際、いろいろな問題を解決しなければならないが、その一方で、これらの言語で育った情報システムエンジニアの多くは団塊世代であり、大量退職が始まった(「2007年問題」)。
2000年極秘で始まったとされるORCAプロジェクトが開発した「日医標準レセプトソフト」もCOBOL言語で書かれているが、オープンソースによる診療報酬明細計算システム(現在、レセプト電算処理システム実装)が開発のコンセプトであったため、当時の株式会社ネットワーク応用通信研究所 西田 圭介氏が中心となりこのプロジェクトの一環としてOpenCOBOLを開発し、2002年3月から正式な運用開始となった。
参考サイトおよび PDF
http://www.jma-receipt.jp/
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NOS/NEWS/20011121/1/
http://jp.rubyist.net/magazine/?0001-NaClReport
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/policyreports/chousa/yubikitasu_j/pdf/it041014_2_2_s3.pdf
オープンソース診療報酬計算システム「日医標準レセプトソフト」など
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20071228/290297/
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070405/267557/?ST=oss
日医標準レセプトソフト(日レセ)は今後も、Linux系OSでオープンソースのCOBOLコンパイラ「OpenCOBOL」をベースとして、発展、進化するのか?知りたいものである。
Ping送信元: 石川県石川郡野々市町新庄5丁目106 やまむら眼科医院
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