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Archive for 11月 2009

influenza A virus reinfection

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J Infect Dis. 1986 Jan;153(1):33-40.
Reinfection with influenza A (H2N2, H3N2, and H1N1) viruses in soldiers and students in Japan.
Sonoguchi T, Sakoh M, Kunita N, Satsuta K, Noriki H, Fukumi H.
 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/3941288
[要約の邦訳]
soldier[自衛隊?]と学生のグループからペアー血清を採取し、血球凝集抑制抗体の感染反応を測定し influenza A virusによる再感染率を調査研究した。
1957年の A/Asian/57 (H2N2)パンデミックの第1波で重症の感染症を来たした62人の隊員のうち17人 (27.4 %)は、6か月以内に無症状状態で同じウイルスの再感染を受けた。1962年の流行時には、再感染率は 41 %に増加した。調査した再感染隊員のうち、68 %は無症候性感染で、10%のみ重篤な症状を呈した。A/Asian/57(H2N2)近縁[closely related]ウイルスの感染であった。
H3N2の流行中、プロトタイプ A/Hong Kong/68 (H3N2)近縁[closely related]ウイルスの再感染を受けた学生の1970年調査では、再感染率は 17% であった。
H3N2 ウイルスでは、極めて大きいウイルス[抗原]変異 extremely drifted variant of H3N2 に伴う再感染がみられ、1972年調査の学生2グループでは 32 %, 69 %であった。1983年の調査では、他のグループで近縁ウイルスによる再感染率は 32 %であった。
H3N2 ウイルス再感染についての調査を行った学生では、無症候性感染率と有症状感染率は同じであった。
A/USSR/77 (H1N1)近縁ウイルスによる再感染率は、1980年調査では、2グループで 9.3 %, 20 %であった。

Written by medqa

2009/11/26 at 16:49

カテゴリー: インフルエンザ

Dengue – arbovirus – Cape Verde – West Africa

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WHO
Dengue fever in Cape Verde – update 1
18 November 2009
 http://www.who.int/csr/don/2009_11_18/en/
カーボベルデ共和国では2009年11月16日時点で、デング熱が疑われる患者数は 16 744人と、保健省より報告されました。下記のソタヴェント諸島 4島とバルラヴェント諸島の1島 Sal 計5島の合計です。
同国では初めての流行のため、感染率は大抵40-50%となる (最悪のシナリオ80-90%)といわれています。
現時点で、すでに人口の 3.3-3.9%が感染した可能性があります。

サハラ以南のアフリカ sub-Saharan Africa では、デング熱が発生しています。西アフリカには多くのアルボウイルス(投稿者注)による感染症があります。

  • dengue デング熱
  • chikungunya チクングニヤ熱
  • Crimean-Congo haemorrhagic fever クリミア・コンゴ出血熱
  • Rift Valley fever リフトバレー熱
  • yellow fever 黄熱
  • West Nile virus ウエストナイル熱

2008年、アビジャン (Cote d’Ivoire コートジボワール共和国の古都)から日本とフランスに帰った旅行者からデング熱ウイルス 3型が初めて検出されました。
2009年10月、セネガルからイタリアに帰った旅行者からもデング熱ウイルス 3型が検出されました。

In the recent years, dengue has been documented in travellers returning from several countries in West Africa, and particularly dengue type-3 virus. Dengue type-3 virus has first isolated in travellers returning to Japan and France from Abidjan Cote d’Ivoire in 2008 and from Senegal to Italy in October 2009.

WHO報告転載先
ProMED-mail 20091123.4016
Published Date 23-NOV-2009
Subject Dengue/DHF update 2009 (48)
同一投稿者による Twitter 配信
 http://twitter.com/dengue_cholera/status/6003446839
 http://twitter.com/dengue_cholera/status/5756253900
 http://twitter.com/dengue_cholera/status/5615066312
 http://twitter.com/dengue_cholera/status/5615034395

投稿者注: 節足動物媒介ウイルス
arbovirus = arthropod-borne virus
 http://en.wikipedia.org/wiki/Arbovirus_infection

Republic of Cape Verde カーボベルデ共和国
 http://en.wikipedia.org/wiki/Cape_Verde
2009年 推計人口 506 000人
2008年 人口調査 426 998人
バルラヴェント諸島 Barlavento Islands 6島 (Salなど)
ソタヴェント諸島 Sotavento Islands 4島 (Brava, Fogo, Maio, Santiago)
西アフリカの海岸から約604Km
日平均最低気温 2月19 – 9月25 °C

Written by medqa

2009/11/24 at 21:40

カテゴリー: ProMED-mail, Twitter, WHO

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Influenza pandemic (H1N1) 2009 via Twitter – 500 Tweets

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世界の新型インフルエンザウイルス感染症 / パンデミック (H1N1) 2009 情報
 http://twitter.com/swineflujpn
配信を目的とした上記 Twitter は2009年5月2日スタートし、
5 May 2009 1:11 AM

Influenza A(H1N1) – update 14(WHO) 2009年5月4日午後6時(グリニッジ標準時)
公式な感染報告例は1000名を超えました (1,085名、21カ国)。
死亡例はメキシコ 25人、米国 1人です (それぞれの国の診断確定例は 590人、286人)。

約半年後の Tweet 500番目では、

[15 Nov. 2009]時点WHO地域別累積死者数:アフリカ(AFRO)103,アメリカ(AMRO)4806,東地中海(EMRO)188,ヨーロッパ(EURO) *350,南東アジア (SEARO)710,西太平洋(WPRO)613,計 *6260人 [8 Nov. 2009] *6260人 *At least

と、犠牲者増加しています。最近では、
WHO, 米国CDC, Eurosurveillance, ProMED-mail のほか、ウクライナ、ヨーロッパの情報として、
ECDC (European Centre for Disease Prevention and Control) network
 http://ecdc.europa.eu/en/healthtopics/Pages/Influenza_A%28H1N1%29_Outbreak.aspx
WHO Regional Office for Europe
 http://www.euro.who.int/influenza/ah1n1
のウェブサイトの新着情報も概要邦訳し配信しています。

Written by medqa

2009/11/21 at 21:50

カテゴリー: Twitter

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ProMED-mail – 世界の感染症情報 Tweetsコピーno.9

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記事数 335 (11月18日17:00現在) 2009年8月14日スタート
 世界の感染症速報情報-出典ProMED
 http://twitter.com/TweetMedmail

 一部記事の概要邦訳は別アカウントで配信中
   デング熱/コレラ/チクングニヤ熱 2009年10月21日スタート
    http://twitter.com/dengue_cholera
   パンデミック (H1N1) 2009情報 2009年5月2日スタート
    http://twitter.com/swineflujpn

他、下記Twitter をご参照下さい
   地域のインフルエンザ・感染症発生状況 2008年10月23日スタート
    http://twitter.com/ICT_Committee
   百日咳、ムンプス再流行と風土病「麻しん」 2008年7月20日スタート
    http://twitter.com/hashika

豪州Queenslandの Bundaberg病院の歯科部門で、6 Nov 2009 器材消毒装置の最終過程が作動しなかった。問題発生前後の歯科器具使用患者 274人余りに対して「B型肝炎、C型肝炎、HIV」リスク警告、連絡、血液検査の対応を行っている。ProMED-mail 20091117.3967
rhinovirus interference 仏では新型インフルエンザウイルスが減少した2009年9月にライノウイルスが増加し、10月末、ライノウイルスが減少し、インフルエンザが増えた。他の数か国で同様の”ウイルス干渉”の傾向あり。 ProMED RT @swineflujpn

Cote d’Ivoire の北西部 Denguele地域で黄熱患者 3人が確認された。他に疑い患者10人。患者発生の村とその周囲でワクチン接種が行われた[14-15 Nov]。全世界で年間 30000人が本疾患で死亡する(発症 20万人)。未治療では致死率 50%。 ProMED-mail

コレラ Update 2009 (29) ProMED-mail RT @dengue_cholera [1]Zambia (Southern prov.)[2]Kenya (Eastern prov.)[3]Kenya (Coast prov.)[4]Malaysia (州内)

デング熱/DHF Update RT @dengue_cholera Cape Verde, Senegal, Florida, Dominican Republic, Paraguay, Queensland, North Sumatra, Delhi /ProMED-mail

ProMED-mail投稿記事(概要邦訳)新型インフルエンザウイルス pandemic (H1N1) 2009(ヒト、動物) RT @swineflujpn パキスタン、アフガニスタン、ウクライナ、ロシア、マダガスカル、アフリカの流行状況の他、オレゴン州のフェレット感染合計4匹。

オランダではQ熱患者は2009年だけで 2200人、国土の1/3に拡がっている(死者は少なくとも 6人)。Coxiella burnetiiはインフルエンザ様の症状、肺炎を発症。オーストラリアでは55000人がワクチン接種を受け”最も悪い副作用は「かゆみ」”。 ProMED-mail 20091113.3930

2008年12月29日、韓国のダックファームの糞便検体から 低病原性鳥インフルエンザ H5N2型 [LPNAI N: notifiable]が発見されたが、今回、韓国北部の江原道チュンチョンのため池で渡り鳥の排泄物から LPAIが検出された。 ProMED-mail 20091113.3932

2009年10月30日までに感染者 179人に増加した流行性耳下腺炎の流行は、米国では2006年以来の規模で、教団を中心に今でも伝染拡大しています(メンバー以外は5人)。今年6月中旬に流行地英国から帰った少年が教団サマーキャンプで発症したことが発端です。ウイルスgenotype G
MMWR 58(Dispatch);1-4 “Mumps Outbreak — New York, New Jersey, Quebec, 2009” 一部邦訳
 https://telementoring.biz/2009/11/14/mumps-outbreak-camper2009/

Boston University’s medical campusで大学院生1名がNeisseria meningitidesに感染した感染源は実験室であった[遺伝子指紋法で確定 9 Nov発表]。職業上の同菌感染症調査によると、報告16例中8例死亡。 ProMED-mail 20091112.3924

コンゴ民主共和国 DR Congoの中央部 カサイオクシデンタル州 Kasai Occidentalのhealth zone of Mweka内のKaluamba市でエボラ出血熱ウイルス確認[発表 Friday 6 Nov] Mweka内の初回流行は07年4-10月。 ProMED-mail

フィリピンヴィサヤ諸島西部で麻疹患者増加。イロイロ州では昨年の発生ゼロ、今年33人。麻疹排除10年計画の中でワクチン接種率96%、死亡率99%減少の成果もあるが、一部地域では流行が続き2004年以来、推定250万人の子どもが麻疹感受性。 ProMED-mail 20091112.3923

インド Uttar Pradesh州で、さらに子ども7人が日本脳炎で死亡。2009年11月の[ウイルス性]脳炎による死者は 30人。11月9日、3地区Mahrajganj,Kushinagar,Gorakhpurから報告。[日本脳炎]新規入院患者 16人。 ProMED-mail 20091111.3911

ベラルーシ共和国(Belarus 旧称 白ロシア) 保健省は新型インフルエンザ確定患者 102人と発表。国内の教育機関 1300施設は感染拡大を止めるため休業。今年の肺炎による死者はわずか19人でインフルエンザ関連死疑い6人のみと、大統領は強調した。 ProMED-mail 20091110.3893

ProMED-mail投稿記事(概要邦訳)のうち、新型インフルエンザウイルスpandemic (H1N1) 2009(ヒト、動物)は RT @swineflujpn ,デング熱/コレラ/チクングニヤ熱は RT @dengue_cholera 別アカウントでTweet配信しています

[3] Moldova モルドバ共和国 24時間で新型インフルエンンザ pandemic (H1N1) 2009 症例数は 174人から268人に増加。学校の秋の休暇を1週間延長。国内で3人死亡。モルドバ共和国初めての新型インフルエンザによる死者は50歳男性で、Polandから帰国後2009年10月24日死亡。2例目はMoscow旅行に行った35歳男性、3例目はMoscowから帰国後11月7日ICUで死亡した46歳男性。 ProMED-mail 20091110.3893

チェコ共和国 Jihoceskyで、マガモから低病原性鳥インフルエンザ LPNAI H5N3ウイルス検出。排せつ腔検査40検体のうち1つが陽性となった。臨床症状はなかった。280羽を処分。2009年11月6日報告 ProMED-mail 20091110.3896

ウガンダ中央のMityana地区で、 Sun 8 Nov 2009の昼、Mityana 病院に急遽、隔離室を設けエボラ出血熱疑い患者の治療開始。Kakindu sub-countyのMawanda村出身でレイヨウの肉を食べた後4日間発熱が続いた。家族は食後症状ない。検査結果待ち。

メッカ巡礼と動物:病名’swine flu’が使われることが多くブタのいない環境で診断の取り組みが少ない。野良猫は多い。モンゴルで1980-1983年、ラクダから血清学的にヒト由来のものと区別できないH1N1ウイルス13株検出(再集合体H1N1ウイルス) ProMED-mail 20091110.3889

米国アラバマ州Covington郡 River Falls出身の22歳の軍曹はアフガニスタンで従軍中、ダニに咬まれクリミア・コンゴ出血熱を発症し、2009年9月16日ドイツLandstuhlで死亡。出血熱ウイルス感染症で1名が死亡した陸軍部隊の複数の兵士から血液検体を採取するため、米軍はアフガニスタン南部の遠方の前哨基地に2009年11月第1週、医療チームを派遣した。アフガニスタン国境沿いの隣国パキスタン バルチスタン県では8年前、Crimean-Congo hemorrhagic fever CCHF の流行があった。 ProMED-mail 20091109.3883 & 20090919.3286

全世界で子どもの主要な死亡原因であった百日咳菌(Bordetella pertussis)感染症は子どもを対象としたワクチン接種が1940年代に開始されて減少。しかし、1990年代、多くの高率ワクチン接種国で再流行。また、オランダでは高毒素産生ptxP3株は2%から55%と増加。

オランダでは、2009年はじめから同年10月29日まで、Q熱 2236人 (うち2126人診断確定)発症し、6人死亡。07年168人、08年1000人。ヤギ牧場360のうち80施設で感染あり。羊の牧場ではQ熱はまれで 40施設中1のみ。ヒトの発病率は高い。 20091107.3861

国境なき医師団MSFによると、スーダン共和国南部では住民の4分の3は、診療所にもかかれない。内臓リーシュマニア症 Kala azarはいくつかの地域で風土病で流行中。治療しないと、1から4か月以内にほぼ100%死亡する。治安悪化、飢餓も関係しているよう。ProMED-mail 20091107.3851

HPAI H5N1型: 26 Oct 2009 モスクワ州のアパート1棟のバルコニーで病気の野性化した鳩 カワラバト1羽を発見。28 Oct 2009からの各種検査で陽性。鳥の感染はMoscowでは2007年以来。ロシアでは2005年117羽、2008年1羽など。 20091107.3850

イタリアでは1949年、マラリア患者 411000例の報告。DDT 267トンでSardinia島のマラリア根絶(1946-1950)。イタリアは “malaria-free”宣言(1970)。トスカーナ州で土着malariaの1例報告(1997)。流行地渡航歴6年前まで確認が必要。

Written by medqa

2009/11/18 at 18:00

カテゴリー: ProMED-mail, Twitter

Queensland – dengue virus 3 – epidemic 2008

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ProMED-mail 20091115.3944
 http://www.promedmail.org/
Published Date 15-NOV-2009
Subject Dengue/DHF update 2009 (47)

[6] Australia (Queensland)
Date: Fri 13 Nov 2009
Source: ABC [Australian Broadcasting Corp.] News [edited]
 http://www.abc.net.au/news/stories/2009/11/13/2742280.htm?section=3Djustin

州衛生当局が50年で最悪の流行の終息宣言をしてから、ちょうど3か月後、クイーンズランド州北部ではデング熱が再来した。夏の降雨が非常に早く、Cairnsでも長雨だった。ケアンズ住民 3人は それぞれ Malaysia, India, Viet Namへ旅行後、デング熱と診断された(2型)。Townsvilleの患者1名は旅行歴なし(1型)。2008年流行で1000人以上が感染したが、2009年はじめからの患者の大多数 (90%)は 3型だった。
州の衛生動物(昆虫)学者によると、「前回の流行時感染した住民が 1,2,4型に感染すると、より重篤なデング熱による合併症を来たす・・・」

Dr Montgomery is concerned about those people who had dengue last season catching it again. “If you had dengue 3 earlier this year [2009], you definitely do not want to catch dengue [virus] 2 or 1 or 4 this year, because that’s when we see these more severe complications of dengue,” he said. “But our response is to control mosquitoes irrespective of what type they’re carrying. So our take-home message from this is if you’re developing any sort of dengue type symptoms, don’t waste any time in getting to a doctor and getting a blood test. Either that’ll assure you that you don’t have dengue or it would say that you have got dengue and will determine where Queensland Health and the local councils can respond.”
So far, dengue fever has only struck in Queensland’s north, but infectious diseases experts say the virus is likely to be common in all Australian capital cities by 2050. They say the spread of urban water tanks and increasing warmer weather may see dengue spread south.

Written by medqa

2009/11/16 at 15:50

カテゴリー: ProMED-mail

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Mumps Outbreak – import from UK – camper – religious community

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ProMED-mail
Archive Number 20091106.3835
Published Date 06-NOV-2009
Subject Mumps – USA (04): (NY)
最近、ニューヨーク州 Rockland郡 MonseyとSpring Valleyの同教団で、少なくとも子ども45人が流行性耳下腺炎に感染したとのことですが、下記論文では2009年10月30日までの症例のみ報告されています。

The Rockland cases have all occurred in religious communities in Monsey and Spring Valley, according to an alert issued this week [week of 2 Nov 2009] by the State Department of Health.

 http://twitter.com/TweetMedmail/status/5492870521

本エントリーの一部を “import from UK” としましたが、科学的には
It appears the index patient had contracted mumps
(presumably in the UK). という判断です。

MMWR Dispatch
Mumps Outbreak — New York, New Jersey, Quebec, 2009
November 12, 2009 / 58(Dispatch);1-4
 http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm58d1112a1.htm
FIGURE. Number (N = 179) of reported confirmed or probable mumps cases,
 http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm58d1112a1.htm#fig
発端患者は、一般住民の中でワクチン未接種の若年成人を中心に約4000人にムンプス (流行性耳下腺炎 おたふく風邪)が流行している英国から 2009年6月17日に帰国した 11歳の少年であった。

Sullivan County, New York ニューヨーク州 サリバン郡
発端の少年 [上記] は6月28日、キャンプで発症。
8月18日、伝統を厳守する教団から約400人の少年が参加したサマーキャンプでムンプス患者が発生したと、州保健局に通知があった。報告者数はキャンプ参加者およびスタッフの合計 25人であった。患者年齢は中央値 12歳(年齢幅 9-30歳)、全例男性であった。ワクチン接種状況が報告された24人のうち、20人 (83%)は年齢に応じた2回の接種を受けていた。1人 (4%)は1回のみ、3人 (13%)は未接種であった。キャンプ内の発病率は約 6% (25/400)であった。

Brooklyn, New York ニューヨーク州 ブルックリン区
キャンパーの大多数はブルックリンの the Borough Park [区の公園]周辺の住民であった。キャンプから自宅に戻った後、伝染が始まった。キャンプ帰りの人は初期暴露のほとんどに関与したが、主要な感染拡大源は確認できなかった。2009年10月30日までにブルックリンや他の区から、キャンパーを除く流行に関係した患者 79人が追加報告された。年齢中央値 14歳 (年齢幅 8か月-84歳)、81%は男性。ワクチン接種が推奨され接種状況や接種時年齢の報告された61人 (77%)のうち、47% (77%)は年齢に応じたワクチンを受け、 6人 (10%)は一部接種で、8人 (13%)は未接種であった。

Ocean County, New Jersey ニュージャージー州 オーシャン郡
2009年9月26日、州保健局は、同じ教団からの寄宿生、通学者を受け入れている私立男子学校 2校でムンプス疑い8人が発生したとの報告を受けた。9月6日、寄宿制学校 1校で発症した発端患者は 20歳男性で、ブルックリン the Borough Park 周辺住民であった。伝染は、初めは複数学校の内部に限られていたが、家庭や地域社会に拡まった。10月30日までに、40症例が報告された。年齢中央値 19.5歳(年齢幅 1-65歳)、83%は男性。ムンプスワクチン接種状況は 29例 (73%)で報告があり、このうち 28例 (97%)は年齢に応じた接種を受けていた。

Rockland County, New York ニューヨーク州 ロックランド郡
サリバン郡サマーキャンプに参加し、ムンプス発症した患者のうち 4人はロックランド郡居住者であった。10月30日までのキャンパーを除く追加報告者 27人は、同じ教団のメンバーで男子学校などいろいろな環境で発生した伝染による患者であった、患者の年齢中央値 12歳 (年齢幅 1-62歳)、23人 (85%)は男性。ムンプスワクチン接種状況は 19人 (70%)で報告があり、このうち 11人は年齢に応じたワクチン接種を受け、他2人は一部ワクチン接種者であった。

Orange County, New York カリフォルニア州 オレンジ郡
2009年9月、オレンジ郡の同教団メンバーはブルックリン区の礼拝堂を訪れた。10月8-14日の間に、これら旅行者の8人が発症した。年齢中央値は 18歳 (年齢幅 11-23歳)、5人は男性。7人は年齢に応じたワクチン接種を2回受け、1人は未接種であった。

Quebec, Canada カナダ ケベック州
ニューヨークやニュージャージの地域社会で感染した教団メンバーは9月19日から10月11日の期間、宗教的集会に参加するためケベック州に旅行した。10月30日までに、モントリオール Montreal,ローレンシア Laurentian からの 15症例 (年齢幅 8-47歳)がカナダ公衆衛生当局へ報告された。全ての患者は男性で、11人は少なくとも1回の接種は受けていた。

Editorial Note 一部邦訳
 ”US mumps outbreak 2009″ (同一投稿者によるブログエントリー)
 http://pertussis.wordpress.com/2009/11/15/us-mumps-outbreak-2009/

Written by medqa

2009/11/14 at 14:09

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DCR – CCHF – EHF

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アフリカ中部の Democratic Republic of the Congo (コンゴ民主共和国 DRC Congo DR 首都 キンシャサ Kinshasa 旧国名 ザイール Zaire)、DRC北西に位置し国境を接する Republic of the Congo (コンゴ共和国 首都 ブラザヴィル Brazzaville) は15世紀頃まではコンゴ王国で1つ。

クリミア・コンゴ出血熱 Crimean-Congo haemorrhagic fever (CCHF 1944,1956)、エボラ出血熱 Ebola hemorrhagic fever (EHF 1976)の原因ウイルス発見地はどちらも DRC です。

ProMED-mail
news release on Friday 6 Nov 2009
[EHF virus] in the city of Kaluamba located in the health area of Mweka, Kasai Occidental (DRC)

In the DRC, Ebola hemorrhagic fever was previously notified in the provinces of Ecuador (in Yambuku in 1976 and Tandala in 1977), Bandundu (Kikwit in 1995), in Eastern province (in Durba in 1999 and 2000) and Kasai Occidental (Mweka in 2007).

Archive Number 20091113.3927
Published Date 13-NOV-2009

Written by medqa

2009/11/13 at 21:36

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