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Bundibugyo ebolavirus in Uganda
WHOアーカイブ
http://www.who.int/csr/don/archive/disease/ebola_haemorrhagic_fever/en/index.html
Uganda保健省は[20 February 2008] ウガンダ西部 ブンディブギョ県 Bundibugyo でのエボラ熱流行の終息を宣言。最後の患者は08年1月8日退院し、最長潜伏期間の2倍以上の42日を経過したためです。2007年12月7日のWHO最終更新情報には、エボラ出血熱 Ebola haemorrhagic fever の疑い患者 93人(死者 22人を含む)と記載されています。米国アトランタ州 CDCのウイルス分析により、Bundibugyo のエボラウイルスは新種で、アフリカの3種(3 African Ebola species)である Zaire (現 コンゴ民主共和国), Sudan, Ivory Coast(コートジボワール Cote d’Ivoire 別称) とは異なることが確認されました。
ウガンダでは2007年11月24日から 37人が死亡しました(確定患者149人中。死亡率 24.83% 典拠 Wikipedia http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Ebola_outbreaks )
2000年以降、エボラウイルス感染症の流行がみられる他の国です。
西アフリカ
ガボン共和国 Gabon (中部アフリカに含まれることもある)
中部アフリカ
コンゴ共和国 Republic of the Congo
コンゴ民主共和国 Democratic Republic of the Congo
スーダン南部 southern Sudan
フィリピン Reston ebolavirus
2000-2001年、ウガンダ 北部 Guluなどの流行は Sudan ウイルスによるものです。
ProMED-mail – Ebola
ProMED-mail 1994年設立。1999年10月から国際感染症学会ISID の公式活動となった。
http://www.urlwire.com/news/120602.html
2004年1月からアーカイブ閲覧可能。
検索 “ebola”でのヒット[初回投稿]は
PROMED: Re: Ebola new case 19950413.0206
13-APR-1995
西アフリカ コートジボワール共和国の森林地帯 Tai Forestに住むチンパンジーの死体解剖により Ebola hemorrhagic fever (EHF)エボラ出血熱ウイルス (Cote d’Ivoire ebolavirus) が1994年11月1日、発見された。また、死体解剖を行った科学者が1週間後に発症(約2ヶ月後、完全回復)したことなど、メール投稿数通。
http://en.wikipedia.org/wiki/Ebola
そして、
PROMED: Ebola outbreak – Zaire (press report)
08-MAY-95 19950509.0255
イタリアでの報道はデマなのか?
ザイール(現 コンゴ民主共和国 DR Congo, Democratic Republic of the Congo 1971年10月27日-1997年5月17日まで国名 ザイール共和国 Zaire)
首都 Kinshasa の東 150マイル Bandundu バンデュンデュ州キクウィト KikwitでEbola (再)流行。
Archive Number 19950509.0255
Published Date 09-MAY-1995
Apparently, the outbreak began with “bloody diarrhea”, with at least 50 deaths, 15 of whom were medical workers.
のメール投稿に始まり、以降、全世界へ向けたEHFに関する情報配信が続くことになります。
[初回の流行]
旧ザイール共和国の最初の流行は 26 August 1976 に Yambuku で起こり、本疾患(ザイール株)の第1例目は 44歳教師 Mabalo Lokela 氏であった。
同時期に隣国スーダン共和国 Republic of Sudan の Nzaraの綿工場で複数の労働者が同疾患に感染した(1976年6月、スーダン株)。